カナダ最大の国際空港として、またトロントへのアクセス空港として有名なトロント空港。
正式名称はレスター・B・ピアソン国際空港で、実はカナダ最大の経済規模と人口を誇るトロント市内にはなく、お隣のミシサガ市内にあります。
日本でいうところの”東京ディズニーランド”みたいなもので、トロントには縁もゆかりもありません。
この空港は、航空会社が支払う空港使用料が世界で最も高い空港ですが、飛行機離発着数は日本で最も多い羽田空港よりも多い。
なのに、なのか?
だから?なのか、
この空港を経由する航空券がめっちゃ安いです。
特にカナダ国外への航空券は、日本では想像つかないほど安い。
カナダ国内旅行は海外旅行に比べると、ちょっと割高感があります。
ということで、トロント滞在者におすすめのトロトントから行けるおすすめ格安海外旅行をご紹介。
ニューヨーク
『世界一有名な街』と言っても過言ではないアメリカのニューヨーク。
トロントから約600km(東京-姫路間とほぼ同じ)の距離にあり、飛行機なら1時間30分、往復約25,000円で行けます。
またバスなら約10時間。
有名なのは『片道$1BUSMegaBus』
街中で見ることも多いこのBUSは、コツさえつかめれば片道$1でどこでも行けます。
$1チケットでなければ、片道$70前後で行けます。
僕たちは、日本から友人が来るタイミングで行く計画をしています。
そのタイミングとは、New Year=年越し。
約100万人が集まると言われるタイムズスクエアでの年越し。
人生で一度は経験してみたかったので、この機会を逃すわけにはいきません。
ただ、午前中から交通規制が敷かれるため、それ以降は一度出てしまうと元の場所へ戻れなくなります。
なので、オムツをつけるカウントダウンとしても有名。
たまにウ◯チを漏らす僕は問題ないが、お漏らした妻や友人と年越した喜びで抱き合うのはかなり抵抗あり。
そんな時に朗報。
昨年行った友人は、道沿いにあるホテルのロビーで待機し、時間前になると表に出たらしい。
規制の中にホテルがあるそうで、中心地から距離は多少離れているそうだが、トイレもWifiも完備で寒くもないのでおすすめだそうです。
”オムツをはいて、タイムズスクエアで年越し”までしたくないかたは、この手はありですね。
移動は、トロントーニューヨークはかたみち$1バスで。
帰りは飛行機で行きます。
・時期:年越し
・航空券:片道¥15,000-/1名
・総予算:¥100,000-/1名
・滞在日数:4泊5日
◆追記
2017-18年のカウントダウンとタイムズスクエアで過ごしました!!
人生で最も感動したカウントダウンでした。
>>トロント+ニューヨーク観光旅行ならfree wi-fiよりレンタルWifiを借りるべし!
キューバ
トロントから行ける海外旅行地で、最も魅力的なのが中南米のキューバです。
アメリカとの約60年にも及ぶ国交断絶・経済封鎖をへて、2016年に国交を回復した”カリブ海の真珠”と称されるキューバ。
経済封鎖のおかげでキューバ独自の文化や建物を今も残し、”世界中の旅行好きの憧れの国”でもあります。
僕は2010年に訪れたことがありますが、兼ねてからもう一度行きたいと熱望していました。
アメリカとの国交回復の橋渡しをしたのが”カナダ”と言われているほど、カナダとキューバは良好な関係を長年維持していました。
国交断絶中もカナダからの直行便が出ていたほどです。
そのおかげもあり航空券が往復35,000円で行けるトロントから行ける激安海外旅行地です。
キューバは魅力に事欠きません。
まずは、首都であり世界遺産でもある『Old Havanaハバナ旧市街』。
そして”カリブ海の真珠”と形容されるほど美しい海。
コロンブスがキューバを訪れた際、
人間の目が見た最も美しい島
と言うほどの海です。
時期としては11月に予定しています。
キューバは10月までが台風シーズンで12月からは一気に観光者が増え、価格もあがるのでトロントからなら11月がベストです。
・時期:11月
・航空券:往復¥35,000-/1名
・総予算:¥60,000/1名
・滞在予定:5泊6日
◆追記
11月13日から11月16日まで行ってきました!
>>3泊4日キューバ旅行記!!予算から節約術まで
アイスランド
ヨーロッパのアイスランドは、トロントから行った人は知らないですが、国としての魅力はもちろん、料金的にもめっちゃおすすめ。
時期は11月以降のアイスランドの冬。
なぜかと言うと、アイスランドの首都レイキャビクはオーロラが発生しやすい地域”オーロラベルト”に位置する、世界で唯一の首都。
そう、街中からオーロラが観測できるとして有名です。
もう1つ、冬の時期に行く狙いは氷の洞窟。
アイスランド東部、ヴァトナヨークトル氷河付近にあるこの洞窟は、氷河が動くため毎年位置が変わるそうです。
氷河大きさは東京都の4倍にもなり、その中から毎年探検家たちが探しだし、多くの観光客を案内します。
航空券は往復¥20,000-で行ける時期もあるので、オーロラ観測と氷の洞窟冒険に出かけたいです。
・時期:11月〜3月の間
・航空券:往復¥20,000-/1名
・総予算:¥60,000-/1名
・滞在予定:3泊4日
カンクン
世界有数のリゾート地メキシコのカンクン。
カリブ海に面したユカタン半島に位置し約20kmにも及ぶ半島沿いの白いビーチとカリビアンブルーの海。
またそこには、”オールインクルーシブ”が有名な世界で屈指の高級ホテル群が並び、訪れた人を魅了しています。
また、マヤ文明の古代遺跡、世界遺産チチェン・イッツァやカンクンがあるユカタン半島にしか存在しない絶景セノーテなど、リゾート地としてだけではない楽しみも豊富なのがカンクン最大の魅力です。
訪れる時期としては11~3月のトロントが冬の時期に行くのがおすすすめです。
費用は多少かかりますが、世界有数のリゾート地であるカンクンは、日本からだと目が飛び出るほど高いので、トロント滞在中にゼヒ!
・時期:11月〜3月
・航空券:往復¥45,000-/1名
・総予算:¥80,000-/1名
・滞在予定:3泊4日
◆追記
12月に行ってきました!
めちゃくちゃおすすめですよ。
>>カリブ海リゾートの王様”カンクン”3泊4日のおすすめ観光地と全費用
フィラデルフィア
アメリカのフィラデルフィア。
映画ロッキーの撮影地としても有名ですが、アメリカ独立時代に、のちにアメリカ建国の父と呼ばれた人たちが集まり、独立宣言の起草が行われた、アメリカ史上とっても重要な地としても有名です。
ニューヨークの南側に位置して、トロントから直行の鉄道やBusもあるのでアクセスがいい。
まだフィラデルフィアについて知らないことだらけですが、友人が住んでいるため行こうと計画しています。
・時期:未定
・バス:往復¥10,000-/1名
・総予算:¥20,000-/1名
・滞在予定:2泊3日
番外編ピースボート
ピースボートは世界一周の船旅を行っている日本のNGOです。
一年に3回ほど世界を一周しています。
この世界一周中のピースボートに途中乗船、途中下船する計画を立てています。
僕は元スタッフのため99%仕事ですが、妻を連れて毎年北米付近を航海するピースボートに部分だけ乗船予定です。
なんてったってトロントから北・中米のアクセスは抜群にいいです。
それに、ピースボートの中米でのプログラムは魅力満載。
世界一周中の約1,000人に出会える、またとないチャンスなのでおもいっきり楽しみたいです。
・時期:6月17日~6月25日
・訪問予定:バミューダ諸島、ベネズエラ、パナマ
・航空券:¥50,000-
帰国旅行
帰国時期は考えていませんが、どうせなら欧州を旅して帰ろうかと考えています。
オランダのアムステルダムに入り、そこから列車でパリ。
そして友人が住んでるバルセロナとトルコに寄り、日本へ帰る”知らん間に世界一周計画”。
「日本にはこれぐらいお金を残して帰国したい。」
という予算によって計画を立て直そうと思っています。
なんてたってトロントから欧州は近くて安いです。
トロント→アムステルダムは片道¥20,000-で行けちゃう。
そして驚くなかれ。
アムステルダム→イスタンブールは片道¥7,000-。
しかも直行便でね。
そんでもって、イスタンブール→羽田が片道¥30,000-。
ということは、トロントからアムステルダム、イスタンブール、羽田と繋いでも、片道¥60,000-で行ける!!
トロント→羽田の直行便も片道¥60,000-なので、同じ金額でこれだけ行けちゃうわけです。
欧州はLCCが豊富かつ、移動時間が短いのでこんな激安値段があるため、帰国も楽しみです。
まとめ
ということで、トロントという地の利を活かした海外旅行プランはいかがでしたか。
せっかくのワーキングホリデーですから、思いっきり楽しんで1年間過ごしたいですよね。
行けるうちに行っとかないと。
人生は待ったなしですから!