2017年、世界で最も訪れるべき国一位に選ばれたカナダ。
その中でも、カナディアンロッキーは自然を愛する世界中の人たちの憧れの地。
僕はレンタカーを借り、2泊3日思う存分満喫した。
そこで、カナディアンロッキーだからこそおすすめするレンタカーの旅。
その理由を4つにわけて紹介。
これを知ったら行くしかない!
1. 名もなき場所が素敵すぎる
”カナディアンロッキー”と言えば、レイクルイーズ湖やモレーン湖、コロンビア大氷原などが有名。
それらへは、僕たちも宿泊した、カナディアンロッキー旅行の拠点”バンフ”から、シャトルバスやツアーが出ている。
しかし、多くの旅行者が忘れていることがある。
そもそも”カナディアンロッキー”は、カナダ西部バンフ、ジャスパー、ヨーホー、クートニィの4つの国立公園と、ロブソン山・アシニボイン山・ハンバーの3つの州立公園を合わせた7つの自然公園のことすべてをさし、総面積は2万3401平方キロメートルにもなる。
そのすべてが世界遺産に登録されている。
ようするに、湖や大氷原だけでなく、そこにいるだけで圧倒されるほどの自然美だ。
そして、車を走らせていると必ず出会える。心奪われる名もなき場所に。
その景色を思う存分堪能できるのはレンタカーだからこそ。
2. ドライブ好きを唸らすハイウェイ
ハイキング、トレッキング、ロッククライミング、サイクリングなど、アクティビティーには事欠かないカナディアンロッキー。
その中に間違いなく”ドライブ”も入ってくる。
川沿いに作られているハイウェイや、3000m級の山々に囲まれる道路は、運転できる喜びを感じるほど美しい。
カナディアンロッキーはカナダのアルバータ州に位置している。
カナダはジュネーブ条約に加盟しているので、国際免許があれば運転できるし、もちろんレンタカーも借りられる。
州によって、カナダ入国後からの運転できる期間が異なる。
アルバータ州は、カナダ入国後90日のみ可。
トロントやナイアガラの滝があるオンタリオ州は60日。
それに、カナダのハイウェイは制限速度が100kmのところが多く、まわりの車もあまりスピードを出さない。
右側車線、左ハンドルではあるが、こんなものは運転後5分で慣れる。
赤信号でも右折ができる、という戸惑うルールはあるが、遭遇するのはバンフだけ。
なんせ、信号がない。
ほんとに爽快よドライブは。
3. 動物を間近で
カナディアンロッキーのハイウェイを走っていると、あるものを見かける。
それは、アニマルオーバーパスだ。
動物が飛び出し、動物にも人間にも被害がでないようにハイウェイ脇には柵が設置されている。
しかし、そうすると元あった自然が分断され、動物が行き来できなくなるため、1997年に作られた。
※ちなみに、はじめは、アンダーパス(地下道)が22本作られたが、熊や狼が馴染めずオーバーパスが作られた。
それぐらい、自然の動物が多く生息しているため、車を走らせていると、突然出会ったりする。
目印は人だかり。
動物たちは、大自然の中で逞しく生きてるため、迫力がすごい。
クマなどは危険なため、出没すると公園を管理している職員がやってきてくれるため安全。
あの興奮は忘れられない。
4. 時間とお金を有効に使える
レンタカーの最大の魅力は間違いなくこれ。
費用に関しては、こちらにまとめた。
カルガリー空港からバンフの往復シャトルバスが大人1人CA$127。
このシャトルバスだけで、僕たちが2泊3日でかかった、レンタカー関係総額の1/2にもなる。
レンタカーはバンフにもあるらしいが、台数も限られているし、上記した通り、シャトルバスが高いため、空港で借りるのがベスト。
カルガリーもバンクーバーも空港併設レンタカーカウンターがあるので、事前に日本から予約していけばなんの問題もなく借りられる。
日本からだと、バンクーバー空港から乗り継いで半日近くかかるカナディアンロッキーは、人生で何度も訪れられない。
僕たちは2泊3日という限られた時間を目一杯使い、レンタカーで自分たちの直感と自然との出会いに任せて、カナディアンロッキーを満喫した。
レンタカーの旅。
おすすめです。