日本から遠く離れたキューバ。
首都のハバナは旧市街が世界遺産に登録されており、世界中の旅行好きを魅了しており、近年日本からの観光客も急増中とのことです。
またキューバは”社会主義国家”であり、日本とはいろいろと”違い”があっておもしろいです。
その1つは難関の入国審査。
無事に入国を済ませ、いざ観光がはじまるとその”違い”を垣間見ることができますが、体験することでキューバの魅力をより深めることができます。
その方法は格安宿カサ(CASA)へ宿泊することです。
今回は、そのカサでも日本人に人気宿3つをご紹介。
カサ(CASA)とは?!
カサ(CASA)とは、簡単に言うと”民泊・ホームステイ”です。
カサはスペイン語で「家」を意味しますから、その名前の通りですね。
実際に生活している家の一部に泊まらせてもらう、という形でキューバでは一般的で、ハバナには溢れかえっています。
キューバにもホテルはもちろん存在しますが高いです。
カサに宿泊することで費用も抑えられますし、キューバ人の生活も垣間見えます。
カサの宿泊方法
個人手配で海外旅行する際は「Expedia」「Booking.com」などを使って探しますが、”カサ”はそういったサイトには掲載されていません。
そもそも、WEB上で予約を受け付けていないところがほとんどです。
「今どき珍しい。」と思いでしょうが、いい意味でキューバは国全体が「今どき珍しい。」なので、行ってみれば自然と不思議ではなくなります。
ではどうやって宿泊するのかと言うと現地申し込みです。
なので、実際に目星のカサに行くと、満室ってこともありえます。
またキューバはWIFIをつなぐのも一苦労なので、最低でも日本人に人気の3つのカサ情報を持っていてください。
それがこちらです。
- ホアキナさんの家
- シマオラさんの家
- ヨハンナさんの家
3つのカサの共通事項
これら3つのカサには共通事項があります。
- 一泊1人:10CUC
- 朝食付き
- シャワー・トイレ共同
- 洗濯は自由
そして、一番大きいのが”日本人向け旅情報ノート”があるということです。
今までそれぞれのカサに泊まった日本人が”ハバナや他の街の情報”、”地球の歩き方”などを置いていってくれています。
それではここから3つの人気カサのご紹介。
ホアキナさんの家
立地:☆☆☆
快適:☆☆
情報量:☆
このカサの最大の魅力は、最高の立地です。
3つのカサの中でも圧倒的に一番良いです。

世界遺産になっている、旧市街のシンボルマーク「旧国会議事堂」の真横で、開けた道に面しているので治安面も問題ありません。
ただ、マイナスポイントが3点。
- 蚊に刺される
- 調節不可の冷房が効きすぎている
- 情報量が少ない
1.はB型が特に狙われます。
僕は6人でここに泊まりましたが、B型の自分ともう1人の女の子だけ狙い撃ちされました。笑
2.はベッドルームの冷房が効きすぎています。
あまりに寒かったので、おじさんに伝えましたが、調整不可だそうです。
3.は日本人向け情報ノートが2017年5月に紛失されたそうです。
なので、地球の歩き方は何冊かありましたが、それ以外の情報はほんのちょこっとしかありませんでした。
シマオラさんの家
立地:☆
快適:☆☆☆
情報量:☆☆☆
シマオラさんの家のポイントは、快適さと情報量の多さです。
部屋によってはシャワー・トイレ付きのものもあります。
3つのカサで唯一なので嬉しいですが、人気のためなかなか入れません。
立地はこちら。
マイナスポイントとしては、旧市街から少しだけ離れるため、夜は少し物騒です。
女性の1人歩きは厳禁。
そして、朝食がおいしくありません。
味覚はそれぞれですが、泊まっていた他の人も同じでした。
シャワーがお水しか出ないという事前情報がありましたが、2017年11月現在は出ます。
ヨハンナさんの家
立地:☆☆
快適:☆☆
情報量:☆☆
ヨハンナさんの家は韓国人が多く、日本人はホアキナさんさんの家、ヨハンナさんの家が満室の場合宿泊する方が多いみたいです。
なので、情報量も多くありません。
なにより、便器の便座がありません。
全体的に悪くはありませんが”2つの次って”感じです。
結果的に
日本人に人気のカサ3つをまとめました。
個人的に最もおすすめするなら女性はホアキナさんの家、男性はシマオラさんの家です。
なぜなら情報に関しては、泊まっている日本人に聞けばモノ足ります。
たくさんあっても情報が劣化しているものも多いので。
なにより大切なのは立地=治安面ですから。
3つのカサは旧市街からそこまで離れていないので、食事なども美味しいお店がたくさんあります。
ぜひ皆さんもキューバに行く際はカサに泊まってくださいね。